セミナー「アートが育む、より良い療養環境」のご報告
2013年11月23日、大阪ブリーゼプラザにて、セミナー「アートが育む、より良い療養環境」を開催致しました。
多数のご参加、ありがとうございました。
30年以上、芸術と医療福祉・教育の分 野で実践研究をしてこられたケイト・ブルーム先生が「ウェルビーングの概念」と「その実現に向けた実践的な骨組み」を軸に、病院(NHS)で行われたアートプロジェクトの事例を紹介してくださいました。
また、こどものホスピスプロジェクトの理事の岡崎 伸 先生(大阪市総合医療センター / 副部長)が一般の成人のホスピスとこどもホスピス との違い、イギリスのヘレン・ダグラス ハウスとはどのような場所なのか、緩和ケア、現在のこどもホスピスの 活動について紹介いただきそして近い将来、日本でもこどもホスピスの建て、よりニーズにあった活動をしていきたいと発表されました。
今回のセミナーには医療関係の方も多くご参加いただき、皆さまからの活発なご意見、ご質問からも様々な分野での取り組みを知ることができ、また新たな課題を見い出すことができました。
今後も、医療現場の声に耳を傾け、医療者・他業種の方とも連携しより良い環境づくりを目指していきたいと思います。