海南市 さくらクリニック 3つの響き合うアート空間が完成
2010年1月 和歌山県海南市にあるさくらクリニックの新設されたデイケア施設が、“さくら”をテーマに3名のアーティストによって柔らかい空間が創りだされました。
当NPOメンバーでもある中川 倶子氏(一級建築士事務所(株)アルプラン 代表取締役)の手によって建物の外観・内部の色彩計画がなされ、
1階の玄関ホール天井には、造形作家中田 夏子氏の作品“しだれ桜”が揺らめき、 照明に照らされた花びらの陰が、 床や壁に木漏れ日のような優しい光が温かく出迎えてくれます。
また1階のリハビリテーションからホールの壁面にかけてフェルト作家の構井 那央未氏の羊毛のもつ、柔らかく、優しい風合いを生かしたレリーフの作品が、 グリーンからピンクへとなだらかな色合いの 変化を楽しまさせてくれます。
さくらクリニックはその名のとおり“さくら満開”、一足早く春が訪れたようです。