社会福祉法人聖家族会 みさかえの園あゆみの家
光の丘
重症心身障害児(者)を支援する施設、社会福祉法人聖家族会「みさかえの園あゆみの家」が長崎県諫早市から大村市に2018年新築移転しました。
マリア様の青い鐘楼
まるでマリア様が丘の上から私たちを見守ってくださっているかのようなブルーに輝く塔 夜の闇の中でも清らかに青く光って私たちを正しい道に導いてくださる。 そんな信仰の象徴となるような鐘楼に
ヨゼフ様の金色の光
このガラスの前に立つ 、全ての方が金色に輝くヨゼフ様の力強くあたたかな光を浴びられるように。
ベツレヘムの星が輝く
プレイスペース
マリア様とヨゼフ様のあふれる愛情を受けて。この世に誕生するすべての子どもたち に祝福を。
ギャラリースペース
「光のカケラたち」
入所者さんの作る一つ一つの作品が主役になるように。
壁画「ひかりのカケラ」
あゆみの家とともに成長し、ひとり一人が自分らしく輝き続けれるように。
みさかえの園の理念であるカトリックの愛と奉仕の精神をアートによって顕在化させ、また、その「アートプロジェクト」実施のプロセスにおいて、一人ひとりの命を尊重し文化的な香りのする施設づくりができるよう、サポートしました。
イメージを実現するために、施設内に立ち上げられたアートチーム(HAP)が中心となり、一年間に渡って、院内の要望と設計会社、施工会社との調整役を担ってくださいました。メンバーそれぞれが自分の役割を自覚され、建築の意匠のみならず、サイン計画から施設内ギャラリーの運営まで幅広く対話をベースに決定していかれる様子はまさにアートによる「施設づくり」そのものでした。
ワークショップ形式で実施した壁画制作には、職員のご家族も多数参加されました。
施設建設後も、施設に雇用されたアートディレクターが中心となりアートプロジェクトの実施を継続される予定です。
施設内のギャラリーでは順次入所者の皆さんの個展の開催が予定され、それに向けて施設職員が作品づくりをサポートするという、アートを介した新しい関わり方が生まれているようです。