四国こどもとおとなの医療センター
「はなの和」プロジェクト
讃岐富士を描く
患者さんの時間外入口であり、スタッフ用出入り口の正面にある機械棟に讃岐富士を描くプロジェクトです。
機械棟の北側には毎年養護学校の学生が描く蝶の壁画が群れをなして飛んでいますが、今回はその南面に香川県のシンボルでもある讃岐富士(飯野山)を描きました。
毎年開催されている病院フェスティバルのイベントの一環として、市民参加型での実施としました。
100名を超える市民の方々が讃岐富士の裾野に広がるお花に好きな色を塗ります。
このプロジェクトは2014年に職員参加型で実施した「青い花に」につながる「命の循環」をテーマにしたものです。
不安な気持ちで時間外入口を訪れる患者さんや、朝夕ここを通って通勤される医療者の皆さんへのエールになるようにと心を込めて描きました。
屋上庭園のお花の手入れを担当してくださっているボランティアさんは、庭園で収穫したお花の種を育て方を書いたメッセージとともに参加者全員にプレゼントしてくださいました。
当院では「はなの和」が「いのち」と「いのち」を結び、励まし合う環境づくりを静かに手伝ってくれています。
ディレクター
森合音
デザイン
島田玲子
協力
ボランティア 5名
地域住民 100名